会社で保険の営業に声をかけられて、うまく断れずに消耗していませんか?
パパもずっと断れない側の人間でした。
今は「いりません」の一言で終わらせています。でも、最初からできたわけではありません。
断れずに契約して数十万円を失い、次は「話だけなら」と応じて消耗し、そしてようやく聞かずに断れるようになりました。
この記事は、その3段階の実録です。同じように職場の保険営業に悩んでいる方に、パパの失敗と今使っている断り方をお伝えします。
- 断れなかったパパが、数十万円を失うまで
- 「話だけでも」に応じることが、なぜ危険なのか
- 今、実際に使っている断り方(実際の会話つき)
- 明日から使える断りフレーズと、やってはいけない断り方
保険営業を断れなかった頃|数十万円の授業料
昔のパパは、勧められるまま契約する側でした。
将来の教育費が不安だったとき「守りながら増やせる」という言葉に安心して、内容をよく理解しないまま変額保険を契約しました。月1.5万円を5年間。解約したとき、数十万円の元本割れが確定しました。
この失敗の全部は、こちらに書いています。
👉変額保険を解約した話|数十万円の元本割れでも決断した理由と、その後の選択
このときの敗因は、はっきりしています。断る基準を持っていなかったことです。
知識がなければ、目の前の提案が良いものか悪いものか判断できません。判断できなければ「プロが勧めるなら」と流されてしまいます。
当時のパパは、断り方を知らなかったのではなく、断る根拠を持っていなかったのです。
保険の「話だけでも」に応じてしまった日
数十万円の授業料を払ったあと、パパはお金の勉強を始めました。NISAで積立投資を始め、保険も掛け捨てに見直しました。
『お金の大学』で出会った「投資は投資。保険は保険。混ぜるな危険」という言葉が、パパの判断の軸になり始めた頃です。
この本から学んだことはこちらの記事にまとめています。
👉『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』要約・感想|“自由に生きるためのお金の知恵と5つの力”
そんなある日、会社で保険販売員の方に声をかけられました。

「資産形成、何かやっていますか?」

「NISAで投資信託を積み立てています。」

「それなら、個人年金保険も検討されてみませんか?」

「入りません。」
ここで終われば良かったのです。でも、その方はこう続けました。

「情報だけでも、聞いてみませんか?」
少し迷ってパパは話を聞くことにしました。勉強にもなるかもしれないと思ったのです。
薦められたのは、個人年金保険と変額年金保険。話を聞けば聞くほど見えてきました。
- 手数料が高い
- 保障は薄い
- 仕組みは複雑
一度失敗しているパパにはもう分かりました。
「混ぜるな危険」の言葉が頭の中で何度も繰り返されました。結局すべて断りました。
断れたのだから成功だったのでしょうか。
いえ、後から振り返ると、話を聞いたこと自体が失敗だったと思っています。
「話だけでも」を断るべき3つの理由
この経験から学んだのは「聞いてから断る」には見えないコストがかかるということでした。
1つ目:時間を失う
話は一度では終わりません。「次回、プランを持ってきます」と続きが生まれ、断るまでに何度もやり取りが発生します。
2つ目:断る心理コストが増える
人は、時間を割いてもらうと断りにくくなります。丁寧に説明されればされるほど「ここまでしてもらったのに」という気持ちが生まれる。営業の仕組みはこの心理の上に設計されています。
「話だけでも」は営業ではよく使われるアプローチです。一度話を聞いてもらえれば、その後の提案につながる可能性が高くなるからです。
3つ目:判断を毎回やり直すことになる
提案を聞くたびに「これは良い商品か?」をゼロから検討するのはそれ自体が消耗です。
知識があれば断れると思っていました。でも正確には違いました。知識は「聞いてから見抜く」ためではなく「聞かずに断る」ために使うものだったのです。
今の保険営業の断り方|会話は二言で終わる
先日も会社で保険の営業に声をかけられました。今のパパの対応はこうです。

「お子さんの教育費には備えていますか?」

「NISAで積み立てています」

「NISAは元本割れの可能性がありますよね。変額保険なら安全に増やせますけどいかがですか?」

「いりません」

「少しお話だけでも」

「いりません」

「(・・・)」
会話はこれで終わりです。
冷たく聞こえるかもしれません。でも、これができるようになったのは、パパが強くなったからでも、失礼になったからでもありません。判断が会話の前に終わっているからです。
- 教育費と老後資金は、NISA口座を使って低コストなインデックス投資で備える
- 万が一への備えは、必要な分だけ掛け捨て保険で確保済み
- だから、投資と保険を混ぜた商品は、内容を聞くまでもなく不要
方針が先に決まっていればその場で商品を検討する必要がありません。
検討しないから迷わない。迷わないから二言で終わる。断る力の正体は、話術ではなく自分の方針でした。
パパの方針のもとになっている、NISAでの積立投資5年間の実録はこちらに書いています。
👉 NISAの始め方|保険で数十万円損したパパが、それでも積立投資を選んだ理由と手順【5年間の実録】
明日から使える保険営業の断り方フレーズ
同じように職場の営業に悩んでいる方へ、パパが実際に使っている(使えばよかったと学んだ)断り方をまとめます。
使える断りフレーズ3つ
やってはいけない断り方
それでも繰り返し来る場合は
一度断っても声をかけられることはあります。パパの経験では、「いりません」を同じ温度で繰り返すのが一番効きます。
断る理由を変えたり、申し訳なさそうにしたりすると「揺れている」と受け取られて続きます。
職場の関係で気まずさが心配な場合も、実際には「いりません」で関係が壊れたことはありません。営業の方にとっても、見込みのない相手に時間を使わない方が合理的だからです。断ることは、実はお互いのためでもあります。
一番の対策は「方針を先に決めること」
フレーズより効くのは、自分の資産形成の方針を先に決めておくことです。
方針があればどんな提案が来ても「方針と違うので不要」の一言で判断が終わります。逆に方針がないうちは、どんな上手なフレーズを覚えても心のどこかで「良い商品だったらどうしよう」と迷いが残ります。
断る力は、口ではなく、準備でつくるものでした。
まとめ:保険営業を断れる人は先に決めている人
振り返ると、パパの3段階はこうでした。
- 知識も方針もなかった頃 ―― 断れず、数十万円を失った
- 知識だけあった頃 ―― 聞いてから断れたが、時間と心を消耗した
- 方針が決まった今 ―― 聞かずに、二言で終わる
保険販売員の方を悪く言うつもりはありません。その商品を本当に良いと思って薦めているのかもしれません。でも、いらないものは、いらない。それを決めるのは営業トークではなく、自分の方針です。
お金の罠は、親切そうな顔で静かに近づいてきます。追い払う武器は、強い言葉ではなく先に決めておいた自分の答えでした。
子どもたちへのメッセージ|断る力は、知識と方針から
君たちへ。
世の中には「親切そうな顔をしたお金の罠」がたくさんあります。
声をかけてくる人が悪い人だとは限りません。その商品を本当に良いと思って薦めているのかもしれません。
でもね、いらないものはいらないんです。
知識があれば断ることができます。知識がなければ断れません。
そしてもう一つ。知識だけではまだ足りません。
「自分はこうする」という方針を持ってはじめて迷わずに断れるようになります。
パパは一度、断れずに失敗しました。次は、聞いてしまって消耗しました。だから君たちには、最初から伝えておきます。
話を聞くことが、お金を失うきっかけになることもある。
自分の答えを先に持って本当に必要なものだけを選べる大人になってください。
以上、
職場の保険営業の断り方|変額保険で数十万円損したパパが「話だけでも」を断れるようになるまで【実録】
でした。
おしまい。
君たちへ
— 本だよりパパ(HondaYori Papa)
📖 パパが断れなかった頃の話
「断る基準がない」とどうなるか。パパが数十万円の授業料を払った記録です。
👉 変額保険を解約した話|数十万円の元本割れでも決断した理由と、その後の選択
💰 パパの「方針」の中身
聞かずに断れるのはこれがあるからです。5年間の実録です。
👉 NISAの始め方|保険で数十万円損したパパが、それでも積立投資を選んだ理由と手順【5年間の実録】
✉️ パパの日常はnoteで
投資や家計のことだけでなく、日常の経験や子どもたちへの想いはnoteにも書いています。よかったらのぞいてみてください。
【免責事項】
本記事は、私個人の体験と考え方をまとめたものであり、特定の金融商品への加入・解約・投資を勧誘・推奨するものではありません。保険が必要かどうかは、ご家庭の状況や考え方によって異なります。投資は元本保証ではなく、損失が生じる可能性があります。最終的な判断は、ご自身の状況に合わせてご自身の責任で行ってください。





コメント