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確定拠出年金の商品選びで失敗した話|信託報酬1.4%からインデックスファンドに変えた結果【実録】

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確定拠出年金の商品選びで失敗した話|信託報酬1.4%からインデックスファンドに変えた結果【実録】 お金と生きる

「なんとなく安心そう」という理由だけで、大切なお金の運用先を選んだことはありませんか?

パパにはあります。

数年前、会社で企業型確定拠出年金の説明会があったとき、投資の知識がほとんどないまま「プロが運用してくれるなら安心そう」という理由だけでアクティブファンドを選びました。

その後、信託報酬が1.4%を超えていたことに気づき、0.1%以下のインデックスファンドに切り替えました。切り替え後の成績は、直近の相場が良かったこともあり年率15%ほど。

ただ、この記事で伝えたいのは「切り替えれば増える」という話ではありません。何も知らずに選んだ商品で、手数料だけで毎年1.3%分、確実に資産が削られ続けていたという話です。

この記事は、その失敗と気づきと、切り替えまでの迷いを正直に書いたものです。

同じように確定拠出年金の商品選びで迷っている方に少しでも参考になれば嬉しいです。

📌この記事でわかること
  • 企業型確定拠出年金でアクティブファンドを選んでしまった理由
  • 信託報酬の怖さと、手数料の差が30年で約800万円になる試算
  • インデックスファンドに切り替えるときの迷いと判断のプロセス
  • 実際に商品を切り替える手順(配分変更とスイッチング)

企業型確定拠出年金でアクティブファンドを選んだ理由|知識ゼロで選んだあの日

数年前、会社で企業型確定拠出年金の説明会がありました。

老後のためのお金を自分で商品を選んで運用していく制度です。担当者が画面を映しながら一つひとつ説明してくれました。

  • 元本保証型
  • バランス型
  • アクティブファンド
  • インデックスファンド

知らない言葉がたくさん並びました。周りのみんなは真剣に資料を見ていました。パパも一生懸命聞いていました。

でも正直なところ、何が違うのかほとんど分かっていませんでした。

「どれを選べばいいんだろう。」

そう思いながら資料を眺めていたことを今でも覚えています。

そんなパパが選んだのは、アクティブファンドでした。

理由は、とても単純です。

「プロが運用してくれるなら安心そう。」

ただ、それだけでした。深く調べたわけでもありません。他の商品と比べたわけでもありません。なんとなく安心できそうだったから。ただ、それだけでした。

切り替えを決断した理由|信託報酬1.4%という現実

転機になったのは『お金の大学』を読んだことでした。

その中で、パパの心に残った言葉があります。

「手数料は、静かに資産を削っていく。」

それまでのパパは「どれだけ増えるか」ということばかり気にしていました。でも本当に大切なのは「どれだけ残るか」という視点だったのです。

本を読み終えたあと、気になって当時選んだ商品を調べてみました。

すると、信託報酬は1.4%を超えていました。

「そんなに高かったのか……。」

思わず声が出ました。その数字に驚いたというより、何も知らずに選んでいた自分に驚いたのです。

ここで少し整理します。

  • インデックスファンド→市場の指数に連動することを目指す投資信託。コストが低い。
  • アクティブファンド→市場を上回る成果を目指す投資信託。コストが高い傾向がある。

もちろん、アクティブファンドすべてが悪いわけではありません。市場を上回る成果を目指すという考え方にも価値があります。

ただ長期投資の世界では、多くのアクティブファンドがインデックスファンドに勝てないという事実があります。そして信託報酬の差は、何年も積み重なると大きな差になります。ほんの1%の違いでも、長い時間をかけて静かに効いてくるのです。

信託報酬1.3%の差は、30年で約800万円

「毎年1.3%」と聞くと、小さく感じるかもしれません。でも試しに計算してみます。

毎月3万円を30年間、年利7%で積み立てたと仮定すると――

  • 信託報酬『0.1%』の場合:約3,589万円
  • 信託報酬『1.4%』の場合:約2,793万円
  • その差は、約796万円

積み立てた元本は1,080万円ですから、手数料の違いだけで、元本の7割を超える金額が消える計算になります。

しかもこの1.3%は、相場が良い年も悪い年も必ず引かれ続けます。リターンは約束されていませんが、手数料は約束されているのです。

※毎月3万円・30年間・年利7%と仮定し、信託報酬を差し引いた利回りで月次複利計算した概算です。将来の運用成果を保証するものではありません。

インデックスファンドへの切り替え|不安でも動いた理由と切り替え後の変化

切り替えるのが正解だということは頭ではわかっていました。でも、実際に変更しようとしたときこんな気持ちが出てきました。

「本当に変えて大丈夫なのか?」
「アクティブファンドの方が増えるかもしれない」
「今まで積み立ててきたものを変えるのは怖い」

それでも、本から学んだことを信じて、信託報酬0.1%以下の外国株式のインデックスファンドに切り替えました。

パパの場合は老後までまだ長い時間があります。だから、時間を味方につけながらコストを抑えて続けられるインデックスファンドが合っていると判断しました。

商品を選び直したというより、考え方を選び直した。そんな感覚でした。

結果として、アクティブファンド運用時は年率2%程度でしたが、切り替え後は2026年7月時点で年率15%ほどになっています。

ただ、正直に言うと、この差のほとんどは切り替えの手柄ではありません。運用していた時期の相場環境が違うからです。もし切り替えていなくても、この好相場ならあのアクティブファンドもある程度は伸びていたはずです。

では切り替えに意味がなかったかというと違います。確実に言えるのは、信託報酬1.4%と0.1%の差、つまり毎年約1.3%分が相場が良くても悪くても必ず引かれ続けていたということです

相場は選べませんが手数料は選べます。パパが切り替えで手に入れたのは「15%のリターン」ではなく「先ほど計算した約800万円を取り戻す権利」だったのです。

実際の切り替え方法|配分変更とスイッチング

「変えたほうがいいのは分かった。でも、どうやって?」

パパも最初はここで戸惑いました。確定拠出年金の商品の変更には、実は2つの手続きがあります。

  1. 配分変更:これから毎月積み立てる掛金の商品を変えること
  2. スイッチング:今まで積み立ててきた資産を、別の商品に入れ替えること

パパは両方やりました。配分変更だけだと、過去に積み上げたアクティブファンドはそのまま高い信託報酬を払い続けることになるからです。

手続きは、確定拠出年金の加入者専用サイト(会社から案内されているログインページ)から、どちらも数分でできます。

なお、サイトによって名称が違い、配分変更は「運用割合変更」、スイッチングは「運用割合預替(預け替え)」などと表示されている場合があります。パパの加入しているサイトでもこの表記でした。

書類も上司への報告も不要で手数料もかかりません(※スイッチングの際、商品によっては信託財産留保額という費用がかかる場合があります)。

うまく設定を変更できるか不安だったパパからすると拍子抜けするほど簡単でした。変えると決めてから一番大変だったのは、手続きではなく「決めること」でした。

この判断を支えてくれた本|『お金の大学』が教えてくれたこと

この一連の判断を後押ししてくれたのが『改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学』でした。

この本を読んで特に印象に残ったのは、お金を増やすテクニックではありませんでした。

「手数料は、静かに資産を削っていく」

この一言が、パパの考え方を変えました。

この本が教えてくれるのはシンプルな原則です。

  • コストを意識する
  • 長期で持ち続ける
  • わからないものは選ばない

シンプルにするほど、判断が楽になり迷いが減る。そのことが腑に落ちてから、お金との向き合い方が変わりました。

あのとき「なんとなく安心そう」で選んでいたパパが、自分で調べて、自分で考えて、自分で選べるようになったのは、この本との出会いがあったからだと思っています。

📘 今回参考にした本はこちら
改訂版 本当の自由を手に入れる お金の大学

行動への一歩|今日からできる確定拠出年金の見直し

パパの失敗が、同じように迷っている方の参考になれば嬉しいです。

まず、自分が選んでいる商品の信託報酬を確認してみよう

確定拠出年金に加入している方は、今すぐ自分が選んでいる商品の信託報酬を確認してみてください。

加入者サイトの商品一覧か、商品の説明資料に必ず書かれています。

  • 0.1%以下→十分低いコストです
  • 0.5%以上→見直しを検討する価値があります
  • 1%以上→早めに見直した方がいいかもしれません

まず「知る」ことが最初の一歩です。

パパのように「何年も知らずに払い続けていた」が、一番もったいないパターンです。

インデックスファンドとアクティブファンドの違いを理解しよう

次に、インデックスファンドとアクティブファンドの違いを理解してほしいです。

  • インデックスファンド→市場の指数に連動。コストが低く長期投資向き。
  • アクティブファンド→市場を上回る成果を目指す。コストが高い傾向がある。

どちらが正解かではなく、自分の状況に合った選択をすることが大切です。

投資をさらに広げたい方へ|NISAで積立投資も始めてみよう

確定拠出年金の見直しと並行して、NISAでの積立投資も始めることをおすすめします。

確定拠出年金は会社の制度の中で運用するものですが、NISAは自分で口座を開いて自由に運用できます。

両方を活用することで老後の備えをより厚くすることができます。

NISAの始め方について、証券会社の選び方から商品選び、暴落時の対応まで、パパが5年間の実録をまとめた記事があります。

ネット証券はSBI証券か楽天証券の2択が定番です。どちらもNISA口座を無料で開設できます。楽天カードや楽天市場をよく使う楽天経済圏の方には、ポイントも貯まる楽天証券が使いやすいと思います。

まとめ:「なんとなく安心」ではなく「自分で理解して選ぶ」ことが本当の安心

あの日、「プロが運用してくれるなら安心そう」という理由だけでアクティブファンドを選んだパパ。

でも本当の安心は、誰かに任せることではなく自分で理解して選ぶことの中にありました。

信託報酬1.4%から0.1%以下のインデックスファンドに切り替えました。リターンは相場次第で変わりますが、手数料の差は確実です。この「確実な差」を取り戻せたことが、あの決断の一番の意味だったと思っています。

「あの頃からインデックスファンドを選んでいたら」と思う日もあります。でも不思議と後悔ばかりではありません。

あの経験があったから本を読むようになりました。家計を見直しました。保険も見直しました。NISAも始めました。

知らなかったからこそ知ろうと思えた。そう考えると、あの日の遠回りにも意味があったような気がしています。

子どもたちへのメッセージ|知ることで、未来の選択は変わる

君たちへ。

お金のことは難しく感じるかもしれません。

でも、知らないまま選ぶのと知ったうえで選ぶのとでは、未来は大きく変わるんだと思います。

パパもあのときは「なんとなく安心」で選んでしまいました。

でも本当の安心は誰かに任せることではなく、自分で考えて選ぶことの中にあるんだと思います。

小さな違いに見える選択でも、何年も積み重なると大きな差になる。

分からなければ調べればいい。本を読んでもいい。詳しい人に聞いてもいい。

焦らなくていい、少しずつでいいから、お金のことを知ろうとする気持ちを大切にしてほしい。

パパもまだ勉強中です。これからも一緒に少しずつ学んでいこう。


以上、
確定拠出年金の商品選びで失敗した話|信託報酬1.4%からインデックスファンドに変えた結果【実録】
でした。

おしまい。

君たちへ
— 本だよりパパ(HondaYori Papa)


📖 パパのもう一つの失敗

確定拠出年金だけではありません。パパにはもっと大きな失敗があります。変額保険で数十万円の元本割れをした話です。お金の商品を「なんとなく」で選ぶ怖さを知った最初の授業料でした。

✉️ パパの日常はnoteで

投資や家計のことだけでなく、日常の経験や子どもたちへの想いはnoteにも書いています。よかったらのぞいてみてください。

👉 note:パパからの本だよりplus


【免責事項】
本記事は、私個人の投資体験と考え方をまとめたものであり、特定の金融商品への投資を勧誘・推奨するものではありません。投資は元本保証ではなく、価格変動により損失が生じる可能性があります。記載している利回りや試算はあくまで一例・概算であり、将来の成果を約束するものではありません。投資の最終判断は、ご自身の状況に合わせてご自身の責任で行ってください。

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