人の心を動かす言葉は、
うまさではなく「情」と「理」がそろったときに生まれる。
言葉は、むずかしいです。
同じことを言っているのに、
なぜか伝わらなかったり、誤解されたり。
仕事でも、家庭でも、友だちとの会話でも、
「ちゃんと言ったのに…」と感じる瞬間は、きっと誰にでもあります。
パパもあります。
説明したつもりなのに相手が動けなかったり、
逆に、正しいことを言ったはずなのに空気が冷えたり。
そんなとき、パパが思うのは、
言葉そのものより、言葉の“背景”が大事なのかもしれないということです。
今回紹介するのは、
岩田松雄さんの『「情」と「理」話し方の法則』。
この本は、話し方のテクニックを増やす本というより、
人と人が信頼でつながり、前に進むための“伝え方の姿勢” を教えてくれました。
📌この記事でわかること
・なぜ「伝えているのに伝わらない」のか
・「情」と「理」で信頼関係を築く考え方
・相手の心を動かし、人とつながる話し方
📘 今回紹介する本はこちら
『「情」と「理」話し方の法則』
伝えること、分かり合うことの大切さに気づいた一冊です。
―― 📙 Amazon で本をのぞいてみる『「情」と「理」話し方の法則』が教えてくれること|信頼は「思い」と「わかりやすさ」で育つ
伝わる言葉は、「情」と「理」がそろったときに生まれる。
この本が教えてくれるのは、とてもシンプルです。
人の心を動かしたいなら、
「理屈が正しい」だけでも足りないし、
「気持ちがこもっている」だけでも届ききらない。
- 情…相手を大切に思う気持ち、誠実さ、関心、温度
- 理…筋道、理由、順番、具体性、分かりやすさ
この両方がそろうと、言葉は“情報”から“力”に変わります。
そして、この本の大きなポイントは、
信頼関係は特別なことではなく、
日常の小さな積み重ねでできる、ということ。
たとえば、相手に
「あなたのことをちゃんと見ていますよ」と伝わる関わり方。
挨拶、反応、声かけ、ねぎらい。
そういう小さな承認が、心の距離を近づけていきます。
さらに、もうひとつ大切なのが、
「何をやるか」だけではなく、
「なぜやるか」を共有すること。
目的や思いが共有されると、
細かな指示がなくても人は動けるようになります。
つまり、信頼は、相手を縛るものではなく、
相手を“自由にする”土台にもなるんです。
パパが『「情」と「理」話し方の法則』から学んだこと|リーダーの言葉は、行動とセットで伝わる
言葉が伝わらないとき、
足りないのは“言い方”より“相手への配慮”かもしれない。
パパがこの本でいちばん刺さったのは、
「不器用でもいい」という前提です。
話し上手じゃなくてもいい。
むしろ大切なのは、
相手の立場を想像して、情と理を丁寧にそろえること。
たとえば、理屈だけで話すと、
正しいのに冷たく聞こえることがあります。
反対に、情だけで話すと、
気持ちは伝わっても「結局どうしたいの?」がぼやけてしまう。
だからパパは、こう考えるようになりました。
- 相手の心を置き去りにしない(情)
- 相手が動ける形に整える(理)
この順番を意識するだけで、
同じ内容でも、伝わり方が変わるんです。
もうひとつ大事だと思ったのは、
リーダーの言葉は、言葉単体ではなく、
日頃の行動とセットで評価されるということ。
「ちゃんと見てるよ」
「あなたの頑張りを分かってるよ」
そういうサインが普段からある人の言葉は、重みが出ます。
逆に、普段の関わりが薄いと、どんな正論も届きにくい。
パパ自身、忙しくなると、つい「用件だけ」になりがちです。
でも、本当に物事を前に進めたいなら、
用件の前に“関係”を育てる必要がある。
そして、ミッションや目的を共有できていると、
相手は「指示待ち」ではなく「自分ごと」になります。
これが、当事者意識を育てるということなんだと思いました。
伝わるという視点では、こちらの記事も参考になります。
👉『バナナの魅力を100文字で伝えてください』要約・感想|“伝わる力”
子どもたちへのメッセージ|優しさと分かりやすさは、いちばん強い武器になる
君たちの言葉は、上手じゃなくても、誠実ならちゃんと届く。
君たちが大きくなっていくと、
たくさんの人と関わるようになります。
友だち、先生、部活の仲間、いつか職場の人。
その中で、うまく伝わらなくて悔しい日もあるでしょう。
「なんで分かってくれないの?」って思う日もあるかもしれません。
でも、そんなときこそ思い出してほしい。
言葉には、二つの力があるんです。
- 相手を大切にする気持ち(情)
- 相手が分かるように話す工夫(理)
まずは、
相手をちゃんと見て、気持ちを想像すること。
これができるだけで、言葉の温度は変わります。
そして次に、分かりやすくすること。
結論を先に言う。理由を言う。具体的に言う。
短く、丁寧に、相手が動ける形にする。
たとえば、
「やっておいて」より、
「これを、こうしてくれると助かる。なぜなら…」
の方が、優しいし伝わります。
君たちの優しさに、分かりやすさが加わると、
人間関係はぐっと楽になります。
そしてそれは、友だち関係でも、家族でも、きっと一生役に立つ力です。
『「情」と「理」話し方の法則』の魅力|テクニックより“人としての信頼”を育てる本
この本は、話し方の型ではなく「信頼が生まれる道筋」を教えてくれる。
話し方の本は、
「こう言えばうまくいく」という型が中心になりがちです。
でもこの本は、もっと根っこの部分を扱っています。
つまり、「伝える」ために必要なのは、
テクニックよりも、相手への関心と誠実さだということ。
もちろん、理(分かりやすさ)の工夫も大事です。
でも、その理が生きるのは、
情(相手を大切にする姿勢)があるとき。
相手を大切に扱い、
「あなたのことを見ている」と伝わる関わりを続け、
さらに「なぜやるか」を共有する。
そうすると、相手は安心して動ける。
自由に考えられる。
そして結果的に、強い成果につながっていく。
パパはこの本を読んで、
「言葉は、相手を動かす道具じゃなくて、相手と一緒に進むための橋なんだな」
と感じました。
行動への一歩|今日からできる “「情」と「理」を育てる” 3つの習慣
伝わる人は、特別な才能ではなく、毎日の小さな選択で作られる。
今日からできる “「情」と「理」を育てる習慣” を3つ紹介します。
- 「見てるよ」を言葉にする。
挨拶にひとこと添えてみよう。
「ありがとう」「助かったよ」――その一言が安心と信頼を生みます。 - 「なぜ」をセットで伝える。
「これやって」ではなく、
「これをやると、こうなるからお願いしたい」と理由を伝えよう。
相手は動きやすくなります。 - 結論→理由→具体で短く話す。
長く話すより、分かりやすく整えることが優しさ。
相手が理解して、次の一歩に進める形にしましょう。
日々の小さな習慣が、きっと君たちの「情」と「理」を育ててくれます。
まとめ:情と理がそろえて、人を守り、人を動かそう
情は信頼をつくり、理は前に進める。
2つがそろうと、関係も成果も変わる。
『「情」と「理」話し方の法則』は、
話し方の本でありながら、
実は「人との向き合い方」の本でした。
相手を大切に思う気持ちがあること。
相手が理解できるように整えること。
そして、なぜやるかを共有し、相手の自由を広げること。
これができると、
「伝える」は「伝わる」に変わります。
言葉が、信頼を増やし、物事を進める力になります。
パパもまだ、うまくできない日があります。
でも、だからこそ、毎日少しずつ意識していきたい。
言葉が苦手だと思っても大丈夫。
どうか君たちも、
上手に話すより、
相手を大切にして、分かりやすく伝えることを大事にしてみてください。
それが、君たちの人生を助け、
誰かの心をあたためる力になるから。
パパはそう信じています。
以上、
『「情」と「理」話し方の法則』要約・感想|“伝える”が“伝わる”に変わる力【パパからの本だより】
でした。
おしまい。
君たちへ
— 本だよりパパ(HondaYori Papa)
📚 つぎに読むならこちら
―― 📙 Amazon で本をのぞいてみる💬『人とつながる力』|まとめ
人は、一人では生きていけない。
本から学んだ「信頼・対話・人間関係との向き合い方」をまとめています。
📖 パパからの本だより
パパが本から学んだ “生き方” や “考え方” を、君たちに伝えています。
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他のテーマも、きっとどこかにあります。


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