毎日を楽しむことは、特別な才能ではない。
それは、人生を大切に生きようとする「姿勢」です。
忙しい日々のなかで、
「やるべきこと」に追われ、
「楽しむこと」を後回しにしていることがあるかもしれません。
大人になるほど、遊ぶことに理由を求め、
役に立つか、意味があるかを考えてしまいます。
パパもそうでした。
仕事を頑張ることが正解で、
楽しむのは余裕がある人だけのものだと思っていた時期があります。
でも、そんな考え方をやさしく、そしてはっきりと見直させてくれたのが
『毎日を楽しめる人の考え方』という一冊でした。
この本は、
「成功してから幸せになる」のではなく、
「楽しんでいる人が、結果として人生もうまくいく」
という逆転の発想を教えてくれます。
📘 今回紹介する本はこちら
『精神科医が教える 毎日を楽しめる人の考え方』
『毎日を楽しめる人の考え方』が教えてくれること|楽しむことは人生の土台になる
毎日を楽しめる人は、運がいい人ではなく、楽しみ方を知っている人。
この本が一貫して伝えているのは、
「楽しむこと」は気分の問題ではなく、
心と脳を整えるために欠かせない“生き方の土台”だということです。
遊びは、決して無駄な時間ではありません。
感動したり、夢中になったり、誰かと笑い合ったりする時間は、
心を回復させ、前に進むエネルギーを生み出します。
特に印象的だったのは、
「仕事と遊びは対立するものではない」という考え方です。
遊びがあるから、
・ストレスがたまりにくくなる
・集中力が戻る
・前向きな気持ちが育つ
その結果として、仕事の質や人生の満足度が高まっていく。
楽しむことは、人生を甘くするのではなく、
人生をしなやかに強くする行為なのだと教えてくれます。
楽しむことを削り続けると、心は少しずつすり減っていきます。
でも、日常のなかに小さな楽しみがあるだけで、人は踏ん張る力を取り戻せる。
楽しみは贅沢品ではなく、
毎日を生き抜くための「生活必需品」なのだと、この本は教えてくれました。
パパが『毎日を楽しめる人の考え方』から学んだこと|遊びは人生のエンジンになる
遊びを後回しにする人生は、ガソリン切れのまま走り続けるようなもの。
パパがこの本から学んだいちばん大きなことは、
「遊びは余裕ができてからするものではない」という事実です。
これまでのパパは、
・仕事が落ち着いたら
・時間ができたら
・結果が出たら
そんなふうに、楽しむことを先延ばしにしていました。
でも、それでは心のエネルギーが回復しない。
疲れた状態で頑張り続けても、いい結果は生まれにくいのです。
この本を読んでから、
遊びは「ご褒美」ではなく、
人生を前に進めるための“燃料”だと考えるようになりました。
感動する遊び、没頭できる遊び。
人とつながる遊び、歳を重ねても続けられる遊び。
そして、誰かの役に立ち、価値を生み、収入につながる遊び。
そうした遊びは、
人生を止めるどころか、静かに、でも確実に前へ進めてくれます。
頑張り続けることよりも、回復しながら進むこと。
それが、長く働き、長く幸せでいるためのコツだと気づきました。
遊びは逃げ場ではなく、立て直す場所。
パパにとってこの考え方は、
生き方そのものを見直すきっかけになりました。
幸せな人生をおくるという視点では、こちらの記事も参考になります。
👉『ユダヤ人大富豪の教え 幸せな金持ちになる17の秘訣』書評|君たちに伝えたい “幸せに豊かになる生き方”
子どもたちへのメッセージ|楽しむことを、後ろめたく思わなくていい
楽しむことは、弱さではなく、生きる力。
君たちはこれから、
「頑張らなきゃ」
「ちゃんとしなきゃ」
と言われる場面が増えていくでしょう。
でもね、
楽しむことを忘れてまで頑張る必要はありません。
・夢中になれること。
・心が動くこと。
・時間を忘れて没頭できること。
それらは、君たちの人生を照らす大切な灯りです。
もし誰かに、
「そんなことして意味あるの?」
と言われることがあっても、気にしなくていい。
君たちが心から楽しいと思える時間は、
必ず、君たち自身を支えてくれます。
楽しむことを大切にできる人は、
自分の人生を大切にできる人。
うまくいかない日があっても、
楽しめるものが一つあるだけで、人は立ち上がれます。
遊びは、心の避難場所のようなもの。
君たちが大人になったときも、
自分を守る楽しみを、どうか手放さないでください。
『毎日を楽しめる人の考え方』の魅力|遊びを“人生の技術”として教えてくれる
この本の魅力は、楽しみを感覚論で終わらせないところにある。
この本は、
「楽しく生きよう」と精神論を語る本ではありません。
・どうすれば楽しめるのか。
・どんな遊びが心を満たすのか。
・どうやって日常に組み込むのか。
その考え方が、とても具体的で現実的です。
遊びは、才能ではなく設計できるもの。
だからこそ、誰にとっても再現可能です。
忙しい人ほど、責任のある立場にいる人ほど、
この本は静かに背中を押してくれます。
行動への一歩|今日からできる “人生を楽しむ” 3つの習慣
楽しむ人生は、小さな習慣から始まる。
今日からできる“人生を楽しむ習慣”を3つ紹介します。
- 「楽しかったこと」を1日1つ思い出す。
どんなに小さくてもいい。
心が少し動いた瞬間を大切にしよう。 - 没頭できる時間を、週に一度つくる。
短くても構いません。
スマホを置いて、夢中になる時間を持とう。 - 誰かと一緒に楽しむ。
笑顔や会話は、楽しさを何倍にもしてくれます。
楽しみは、探すものではなく、育てるもの。
きっとこの小さな習慣が君たちの人生を楽しくしていきます。
まとめ:毎日を楽しみ、人生を動かしていこう
人生を前に進めるのは、根性ではなく、楽しむ力。
『毎日を楽しめる人の考え方』は、
遊びを「無駄」から「人生のエンジン」へと変えてくれる一冊です。
楽しむことは逃げではありません。
それは、自分を大切にしながら、前へ進むための選択です。
パパもまだ、うまく楽しめない日があります。
でも、この本を思い出すたびに、
「今日は何を楽しもうか」と考えるようになりました。
人生は一直線ではありません。
立ち止まる日も、迷う日もあります。
そんなとき、楽しめる力があれば、
人はまた前を向ける。
その力を、君たち自身の中で育てていってほしいと思います。
どうか君たちも、
自分の心が喜ぶ時間を、大切にしてください。
楽しめる人は、
どんな場所でも、自分の人生を動かしていける。
パパは、そう信じています。
以上、
『毎日を楽しめる人の考え方』書評|パパからの本だより:君たちに伝えたい “人生を動かす遊びの力”
でした。
おしまい。
君たちへ
— 本だよりパパ(HondaYori Papa)
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