『9割の買い物は不要である』書評|パパからの本だより:君たちに伝えたい “心を豊かにする買い物の仕方”

『9割の買い物は不要である』書評|パパからの本だより:君たちに伝えたい “心を豊かにする買い物の仕方” お金と生きる

豊かな暮らしに必要なのは「モノの量」じゃなくて「選び方」。

モノがあふれる時代に生きていると、
「たくさん持っている=いい生活をしている」
そんなふうに思い込んでしまうことがあります。

パパも昔はそうでした。
新しい服、便利そうなアイテム、ポイントがつく買い物……

気づけば、家の中に “気持ちが動いて買ったモノ” がいっぱい並んでいたんです。

でも、
本当に暮らしを豊かにしてくれるのって、
量じゃなくて「選び方」なんですよね。

そんな気づきをくれたのが、今回紹介する『9割の買い物は不要である』でした。

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『9割の買い物は不要である』

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『9割の買い物は不要である』が教えてくれること|「値段」ではなく「心の満足」で選ぶ

“お得”よりも “満足” を基準に買い物をすることが大切

セール、ポイント還元、「今だけ」限定……
パパも、そういう言葉にやさしく引っ張られてしまうことがありました。

でもね、「安かったから買ったモノ」は、気づけば押し入れの奥。
「安くなくても、本当に気に入って買ったモノ」は、毎日そばにあります。

大切なのは、

「これは、わが家の毎日をちょっと幸せにしてくれるだろうか?」

と自分に問いかけること。

値段の数字よりも、
心がほんの少し温かくなるかどうかで選ぶと、
買い物ってもっと楽しく、豊かになるんだと感じました。

パパが『9割の買い物は不要である』から学んだこと|9割の買い物は“気分”が決めている

買い物の失敗は「欲しいモノ」が原因じゃなくて、「そのときの気分」が原因。

疲れているとき、
なんとなく寂しいとき、
仕事でモヤモヤしたとき。

そんな瞬間ほど “ごほうび買い” で気分を変えたくなるものです。
買った直後は嬉しいけれど、
あとで「…あれ?」と手放したくなるモノが増えていきます。

パパはこの本を読んでから、
欲しいと思ったときに、少しだけ立ち止まるようになりました。

「これは本当に必要?」
「気持ちを埋めたいだけじゃない?」
「買ったあと、どんな場面で使っているかな?」

そんなふうに考えるだけで、
“今すぐ欲しい!” が “なくても平気かも” に変わることがあります。

そして残った1割のモノだけが、
暮らしにそっと寄り添ってくれるんです。


モノが少なくても豊かな生き方の視点では、こちらの記事も参考になります。

👉『年収90万円で東京ハッピーライフ』書評|君たちに伝えたい “力を抜いて生きる勇気”

子どもたちへのメッセージ|お金は“自分の大切”を育てるために使おう

自分の大切なところにお金を使うと人生は豊かになる。

君たちが大きくなったとき、
お金を「欲しいモノを買うための道具」だと思うかもしれません。

でもね、パパはこう考えてほしい。

お金は “自分の大切を育てるための力” なんだよ。

友だちと笑い合う時間、
好きなことを学ぶ時間、
心や体を大切にするためのもの。

そういうものにお金を使うと、
モノ以上の喜びや成長が返ってきます。

流行っているから、
みんなが買っているから、
なんとなく欲しくなったから――

そんな理由で手に入れたものは、
すぐ飽きてしまったり、心に残らなかったりします。

自分の「大切」に沿ってお金を使えるようになると、
心まで豊かになれるよ。

『9割の買い物は不要である』の魅力|“責めない優しさ” がある本

この本はね、「無駄遣いするな!」とは言いません。
ただ、つい買いすぎてしまう“心のクセ”を、やわらかく教えてくれます。

・セールを見るとソワソワする
・ポイントがつくとつい余計なモノも買いたくなる
・ネットで簡単に買えると、深く考えなくなる

これらは性格ではなく、「人間の仕組み」なんだよと気づかせてくれる。

だからこそ、
「じゃあ、どうすれば流されずに買い物ができるかな?」と、
前向きに考えられるようになる優しさがあります。

読むと、ちょっと心が軽くなる。
そんな本です。

行動への一歩|今日から始める“心を豊かにする買い物”3つの習慣

今日からできる、小さな3つの行動を紹介します。

  1. 欲しいと思っても、すぐに買わず一晩おく
    一晩おくだけで“勢いの買い物”が自然と減ります。
    翌日も心が動くなら、そのモノにはきっと理由があります。
  2. 今月の「お金をかけたいこと」を紙に書く
    モノではなく“体験”や“成長”にお金をかけたい月もあっていい。
    書き出すと、自分の大切が見えてくるよ。
  3. 「買ったあとの自分」を想像する
    どこで使う?どれくらい使う?
    そのイメージがはっきりしないものは、きっと“必要じゃないモノ”。

この3つだけでも、
お金の流れがぐっと変わります。

まとめ:本当に必要な1割のモノが、人生を豊かにしてくれる

『9割の買い物は不要である』は、
「モノを減らす本」ではなく、
「買い物の選び方を整える本」 でした。

パパもいまだにムダな買い物をしちゃうことがあります。
でも、この本を読んでからは、

“本当に必要な1割ってなんだろう?”

と考える習慣がつきました。

これから君たちが大きくなる中で、
たくさんのモノや情報に囲まれる時代になるでしょう。

どうか君たちには、
自分の人生を豊かにしてくれるモノを選べる力を、
少しずつ育てていってほしいと思います。

モノの多さより、
選ぶ力のほうが、人生をずっと豊かにしてくれるから。

パパはそう思います。


以上、
『9割の買い物は不要である』書評|パパからの本だより:君たちに伝えたい “心を豊かにする買い物の仕方”
でした。

おしまい。

君たちへ
— 本だよりパパ(HondaYori Papa)


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